大学生に投資はオススメ!?資産運用の前にやるべきことがあります!
最近大学生でも資産運用をする人が増えていますよね。世の中的に将来への不安からお金のことを気にする若者も多くなっているせいもあるのでしょうか?
また資産運用の情報も多く出回るようになり、情報に敏感な大学生が素早くキャッチしていることもあるのかもしれませんね。
では大学生から投資をして資産運用をするべきなのでしょうか?大学生から投資をやるメリットは大きいですが、その前にやるべきこともあります。
この記事では大学生から始める資産運用の大切さと、その前にやっておきたい3つのことについてお話します。全てを同時進行できればお金持ちへの道や早期退職への道が開けるでしょう!
初めにこの記事の内容を簡単にまとめると
- 大学生なら資産運用だけでなく年収が100万円でも高い企業に就職する努力をするべきである
- 大学生から投資をして資産運用をすることは最強である
- 学生生活は人生のお金以外の財産を手に入れられる期間なので、お金に縛られず様々な経験をすべき
結論:大学生は勉強をしてなんでもやってみよう!
大学生はまず勉強や様々な経験をする方が良いと思います。もちろんその中に資産運用も入っても良いと思います。
しかし資産運用に偏らせることはあまりおすすめしません。なぜなら資産運用は基本的には個人プレーでお金以外の利益を生まないケースが多いからです。
そこで大学生でやっておきたい3つのポイントはこちらです。
- 勉強をして知識と教養を増やす
- 様々な経験をして色々な価値観を取り入れる
- 多くの人との繋がりを持って将来的な人脈を作る
大学生だからこそ時間の自由や様々な人との繋がりをつけることができます。資産運用ばかりに集中せず色々なことをやっておきましょう。
しっかり勉強をして給与が高い企業に就職する方が資産を増やしやすい
大学生であれば必ず就職活動が訪れます。そこで年収の高い企業に就職する方が資産形成をする上では有利になります。
シンプルに年収が100万円違えば、40年間で4,000万円もの差がつきます。その幅が広がれば億単位で可処分所得も変わってきます。そしてそのお金で資産運用をすれば良いのです。
若くから資産運用をするメリットに関しては後ほどシュミレーションをしますが、シンプルに年収が高いところに就職することが資産形成への近道になります。
ベンチャーに就職してスキルを身につけることもあり
初めから年収が高い企業に就職するだけが正解ではありません。ベンチャーに就職してビジネススキルを身につけることも選択肢として選んでも良いでしょう。
そして転職で年収を増やしていったり、起業をして年収を増やしていく方法もあります。
サラリーマンであると外資系やフルコミッションの営業でない限り、年収が高い企業でも30歳で1,000万円、ピークでも2,000万円くらいが天井になるのではないでしょうか。
そこで年収を青天井にするのが企業です。自分が社長になることで収益が上がった分自分の資産になる上、節税メリットもあります。
お金持ちになりたいのであれば企業をするためにビジネススキルを上げる方が良いでしょう。
年収を上げることが1番利回りが高い
結論、資産形成を目的とする投資をするのであればその前に年収を上げるために努力をする方が良いのです。
会社に就職してから年収を上げることは転職をしない限りすぐには難しいですが、大学生であれば就職活動で年収が高い企業に内定を貰えればある程度の資産は確約されるものになります。
学生時代に毎日2時間×就活までの3年間=2,190時間
の学習をして周りより年収が100万円多いところに就職をすればその時間が40年間トータルで時給18,264円になるのです。
そしてそれが多ければ多いほど時給が上がるのです。
大学生のうちに学んでおきたいこと
ではここで大学生のうちに学んでおきたい事を紹介します。これらのスキルを身に付けて置くと、年収アップや就職に役立つ部分があるでしょう。
大学生のうちに学んでおきたい分野は3つです。
- 英語
- 会計
- ITスキル
ではそれぞれ見ていきましょう。
英語
英語は今後必須のスキルにはなってきますよね。今後英語もAIの発展によって不要論もありますが、そんなことはないでしょう。
英語ができる人とできない人では年収が100万円以上変わると言われます。英語が必要な企業は商社や外資系企業など年収が高い傾向があります。
留学で400万円使っても年収が高ければその分は数年で回収できてしまいますね。
英語ができるメリットとして年収面以外にも
- 生活コストが低い海外移住も可能になる
- 海外で働くことも可能
- 様々な人脈を作ることが可能
このようなメリットがあります。他言語を話せることはメリットしかないのでやっておくべきでしょう。
会計
簿記などの基本的な会計知識は学生のうちに身につけておくと良いでしょう。多くの企業で新入社員に簿記を学ばせるように、会計は基本的なビジネススキルになります。
簿記を学ぶメリットとして
- 企業の財務分析ができ経営者視点で仕事ができる
- 自分で起業をするにあたって財務の健全性を保ちながら経営ができる
- 資産運用にも役立つ
このようなメリットがあります。
英語のように直接的に年収に関わる部分では公認会計士にならない限りあまりないですが、身につけておくと将来的な収入に影響を与えるスキルになります。
ITスキル
プログラミングやOffice系のソフトスキルを身につけておくと年収面だけでなく、ライフワーク面でも有利になるでしょう。
なぜならITスキルはどの企業でも必須であるため、高いスキルを持っていればどこでも就職ができるからです。そしてフリーランスとして独立をしやすいからです。
ITスキルを磨くメリットとして
- プログラミングスキルの需要が増え就職の選択肢の幅が広がる
- 副業もしやすいスキル
- 高いスキルがあればフリーランスで年収1,000万円以上も難しくない
つまり高いスキルがあれば食いっぱぐれることはないメリットがあります。
ITスキルの場合、大手就職よりベンチャーに就職しスキルと実績を付け、転職や独立をして年収を上げるケースが多いです。
大学生のうちから投資をすることも重要
大学生のうちから投資をして資産運用をすることも重要でメリットも大きいです。大学生の場合は将来のための貯蓄目的ではなく、勉強や趣味としてやるにはオススメです。
大学生のうちから投資をするメリットは
- 資産運用の経験値とリスク許容度を高めることができる
- 時間を味方につけれる
大きくこのようなメリットがあります。
資産運用に対するリスク許容度を高めることができる
資産運用をするにあたりリスク許容度の高さが重要になります。株価の値上がりに一喜一憂をしていては投資の世界では勝つことはできないでしょう。
しかし大学生の時から投資の経験を積んでいればリスク許容度が高まり、しっかりと自分のルールの中で売買が早いうちにできるようになります。
個別株でチャレンジ的な投資もできる
大学生であれば自分の資産が目減りしたところで大きな損失はないでしょう。
インデックス投資のような長期投資でリターンを得る方法も良いですが、大学生だからこそグロース株に投資するなど強気な投資をしてもいいのではないかと思います。
資金が少ない時期で大きな利益を得るためには集中投資が必要になります。しかし歳をとってから集中投資をすることは大きなリスクになります。
大学生だからこそハイリスクハイリターンの投資を許容範囲の中でやってみてもいいかもしれないですね。
時間を味方につけれる
何よりも1番のメリットが時間を味方に付けれるところです。これこそが若くから投資を始めることが最強の理由です。
S&P500や全世界株式などのインデックスファンドに長期投資をし続けた場合、高確率で利益を生む事ができるでしょう。
毎年安定的な利回りが出る投資信託へ積み立て続けると複利効果で長期的な利益が大きくなります。
ここでは18歳から投資を始めた場合と22歳から投資を始めた場合でシュミレーションをしています。
大学生から投資を始めた場合のシュミレーション
ここでは大学生から資産運用をした場合と社会人になってから資産運用をした場合でシュミレーションをしてみます。
条件に関しては以下のように設定します。
- 月2万円の資産運用
- 投資信託で年間利回り4%の運用
- 40歳時点での運用結果
- 大学生18歳・社会人22歳
大学生の場合、40歳までの運用期間は22年間になりこのような結果になっています。
最終積み立て金額が844.4万円でそのうちの運用益が316万円となっております。
一方で社会人から始めた場合18年間で以下の結果になっています。
社会人から始めた場合期間が短いため、最終積み立て金額が631万円で運用益が199万円となりました。
運用期間が長くなるほど運用益の比率が高くなってくるため、同じ40歳の時点で運用益の差が100万円以上開いています。
このように早く初めて運用期間が長ければ長いほどリターンも大きくなることがわかります。
ちなみに大学生から月1万円で運用した場合でも22年の運用で、運用益158万円です。月2万円の社会人の運用益と比較すると40万ほどしか変わりません。
それだけ4年の時間効果は高いのです。
とは言え年収を上げた方が利回りが高い
早くから投資を始めた方がいいことは間違い無いですが、基本的には10年以上の投資を経て数百万円の利益を出していくスタイルになります。
それであれば本業の年収をあげることが1番のコスパは良いのです。周りより給与水準が100万円高いところに就職をすれば、基本的に同じ労働時間でも10年で1,000万円の差が出ます。
お金を増やすことや早期リタイアが目的であるのであれば、まずは年収が高いところに就職できるようにスキルをつけたり、様々な経験をすることをオススメします。
自分のやりたい仕事が給与水準が低い業界である場合もあります。それであれば早くから投資をするメリットは大きいでしょう。
大学生のうちにやっておきたい3つのこと
大学生のうちにやっておきたいことは大きく3つです。
- 自己投資をする
- 様々な挑戦をして人ととの繋がりを持つようにする
- お金を使って様々な経験をして自分の価値観を見つける
投資をしながらもこれらのことも並行してできれば良いですね。
自己投資をする
自己投資に関しては先ほどお話しした学んでおきたい事をやっておくことをオススメします。
正直なところ大学生のうちは何でも自己投資になると私は感じています。つまり大学生のうちに良いことも悪いことも何でも経験をしておくことで、歳をとるにつれて自分の大事な価値観が分かる大きな財産になるのです。
さまざまな挑戦をして人との繋がりを持つようにする
結論やりたいと思ったことを何でもやってみようということなのですが、その中でも人との繋がりを持てることをやるべきだと思います。
自分と同じ価値観を持った人と繋がる事ができれば、人生の満足感も大きく変わります。
社会人になって出会う人とは仕事の繋がりでしか関わらないケースが多いですが、大学生のうちに出会って仲が良くなる人は価値観が会うからこそ長く付き合えるのです。
そうした人たちと出会うためにはやりたいことをやってみることが重要です。人との出会いも財産になるので、投資資金を貯めたいから挑戦しなくなるという機会損失を出さないようにしましょう。
お金を使って様々な経験をして自分の価値観を見つける
大学生の1万円と歳をとってからの1万円では価値が全く異なります。同じ1万円で得られる満足度が違うのです。
- 1万円の食事
- 海外旅行
- ファッション
- 恋愛
その他にも何でもお金をかけても良いと思います。そして若い時に何でも経験をしてみて自分にとって大事な価値観を見つけることが重要です。
資産形成をする上でも早いうちから自分のライフスタイルを安定させることで、ライフプランを作りやすくなるのです。
結婚して子供ができてからファッションに目覚めてもお金をかけることも難しいですよね?
若いうちから価値観がわかっていれば、ファッション代を捻出できる家計を作る事ができるのです。
まとめ:大学生なら全部ができる!
結論大学生は投資なんかしてないで勉強しろ!
ではなく全部やれ!!
という事ですね。大学生の時間が多い時期だからこそできる事です。この記事の内容をまとめると
- 大学生が将来お金持ちになりたいのであれば投資ではなく、高年収企業に就職したりスキルを磨いて自分で企業をする事が一番の近道
- 大学生のうちから資産運用をすることはメリットしかなく、時間を味方につけて様々な投資を経験するべき
- 大学生のうちに様々な経験をして自分の価値観を広げることが重要
資産運用への意識が高まっていますが、人生を生きる上ではお金以外の財産も必要になります。
大学生のうちにその財産を取りこぼす事がないように何でもチャレンジをしてみましょう。
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