貯金の基本。20代のうちから消費と浪費の違いを知ろう。
貯金をするには浪費は大敵ですよね。今月は頑張って5万円貯めようと思っててもいつの間にかお金を使ってしまってたりしますよね。
浪費の難しいところはそれが浪費だと思わず使ってしまうことなんです。浪費を無くすためには何が浪費で何が消費かを知ることから始めましょう。
この記事では20代のうちから知っておきたい浪費と消費に関する考え方、そして投資に関する考え方がわかるようになります。
20代のうちから知っておきたい考え方なのでぜひ読み進めてください。
この記事の内容を簡単にまとめると
- 浪費とは満足感が低く本来必要がなかった出費のこと
- 消費とは生活に必要な消費またはお金を払う価値と見合った出費のこと
- 浪費を減らして自分にとって価値が高いものにお金を使うことが基本
消費・浪費・投資の違いとは
欲しいものを買ってしまうときにこんなことを考えたことはありませんか?
「この洋服可愛い。今月ピンチだけどこれ買えば他に無駄遣いしないし、仕事も頑張れるから自己投資!」
実際に私もこんなことを考えた経験があります。ついつい物を買ってしまうことを正当化するための理由をつけてしまいますよね。
結論からいってしまうとこれは自己投資ではなく浪費です。ではここで「浪費・消費・投資」の違いを何なのか考えてみましょう。
基準は支出をする価値があるのかどうか
浪費と消費の違いとは生活に必要なお金で支出に見合った価値があるのかどうかです。簡単にそれぞれのポイントをまとめました。
- 消費→生活に必要な出費で支出に見合った価値がある
- 浪費→生活に必要のない出費で支出に見合った価値がない
- 投資→生活に必要のない出費だが、将来的に支出以上の価値を回収できる
まずはこの考え方を知って無駄な浪費を無くすようにしましょう。必ずしも全ての支出がこれに当てはまるわけではないのでご理解ください。
ではそれぞれ細かく見ていきます。
消費とは基本的な生活に必要なお金
消費とは基本的な生活支出に必要なお金のことを指します。生活に必要な家賃や食費・被服費など日常生活を不便なく過ごすための費用です。
基本的な生活支出の中でも生活の質をあげるための消費をしたいと考える人もいるでしょう。その際に考えるポイントは2つです。
- 支出に見合った価値や満足感がある
- 身の丈に合った支出であるか
この基準であれば、友人と楽しむための外食費や旅行費も消費と考えて問題はありません。しかしお金がないのに高級なところで食事をするのは消費ではないです。
またセールで安いからと洋服を買ったはいいものの指で数えるほどしか着なかったらどうでしょうか?この場合は支出に見合った価値がなかったと考えて無駄遣いだったと考えても良いですよね。
勿論たまには贅沢もしますし高いものを買うのもOKです。計画的に使い自分の身の丈に合った出費であれば消費と考えても良いでしょう。
浪費とは生活に必要がなく満足度が低い出費
浪費とは基本的な生活に必要のない出費のことを指します。そしてその中でも出費に見合った価値や満足感がなかった出費のことを指すのです。
消費の部分でも触れたように安いからといって買ったはもののほとんど使わなかった物は価格に見合った価値も満足感がないと言えますよね。
また見栄のために買った高級ブランド品は満足感はあるかもしれないですが、自分の身の丈に合っているのでしょうか。その分貯蓄が全くできていないのであれば身分不相応な出費になっている可能性があります。
投資とは出費以上の価値を将来回収できる支出のこと
投資とは例えば本の購入や英会話スクールのような将来的に役に立ったり、仕事の質を上げて収入アップができる出費のことです。
このように自己投資をして給料が上がれば将来的に支出以上に大きなリターンを得ることができますよね。
また収入面だけではありません。時間や人脈を増やすための出費も投資と考えても良いでしょう。例えば
- ドラム式洗濯機や食洗機を購入して家事の時間を無くす
- 異業種交流会に参加して人脈を増やす
- 会社の上役の人との食事会
だから高い化粧品や洋服を買っても将来的なリターンは基本的にはないので投資とは言わないのです。それを利用してリターンを得るのであれば別です。
浪費をしないためにはどうしたらいいの?
浪費をしないためにはポイントが大きく3つあります。
- 浪費の原因を知る
- 買い物の仕方を考える
- 先取り貯金をする
このポイントに沿って行動をしていきましょう。ではそれぞれ説明をしていきます。
まずは浪費の原因を知ろう
いきなり貯金の方法から入らず必ず浪費の原因を知りましょう。なぜなら貯金をしても浪費をしてしまう人はそれに安心して結局使ってしまうからです。
浪費の原因を簡単にまとめると
- ストレス発散で使ってしまう
- 見栄っ張りで周りと比べてしまう
- 気分がいいと使ってしまう
このような特徴があります。まずは自分がどの特徴に当てはまるかを考えてみましょう。基本的に浪費をしないためには自分の身の丈に合った生活を計画的にすることが重要です。
こちらに浪費の原因に関して詳しく書いた記事があるので確認してみましょう。
買い物の仕方を考える
次にお金の使い方を考えましょう。特に浪費をしてしまう人は買い物の仕方が下手です。
- 安いとついつい買ってしまう
- ポイントを貯めるためについで買いしてしまう
このように意外とお得に買い物していると思い込んでいるパターンも多いのです。いわゆる「安物買いの銭失い」パターンで単価を低く抑えているものの数が多くなり結局出費が増てしまうのです。
安く買い物してるのにお金が貯まらない人はこちらをご覧ください。
先取り貯金をしよう
先程の2つができたら最後は貯金の方法を考えましょう。一番オススメの方法は先取り貯金です。
これは貯金する金額を初めに別の口座に移しておき、残りのお金は全部使ってもいいと考える貯金方法です。
家計簿をつけられるようになるのがベストですが、浪費をしてしまう人には難しいかもしれません。この方法であれば先に貯金額を抜いているので家計簿をつけなくても良いメリットがあります。
自己投資にも少しずつお金を使ってみよう
消費と浪費の管理ができるようになったら自己投資にもお金を使ってみましょう。浪費をしてしまう人には自己投資は大きなメリットになります。
- 収入を増やすことができる
- 収入が増えれば使えるお金が増える
浪費をしてしまう人は収入を増やせば問題ないです。結局は浪費と貯金のバランスが重要なので収入が上がれば良いのです。
こちらもぜひ参考にしてみてください。
まとめ:正しいお金の価値観を身につけよう
結局のところ消費と浪費の区別をつけるためには正しいお金の価値観を身につけることが重要です。
等身大の自分でいた時に自分にとって何に価値があるかを考えてお金を使うようにしましょう。この記事の内容を最後にまとめると
- 消費と浪費の大きな違いは支出に見合った価値や満足度があるかどうか
- 浪費をしないようにするためには身の丈に合ったお金の使い方をすることが重要
- お金を使いたい人は自己投資をして収入を増やすことも手
この記事を参考に「消費・浪費・投資」をバランスよく行い人生長く楽しめるようにしてください。
このブログではお金の正しい使い方や貯金の方法など20代から身につけるべき情報を発信しています。ぜひ他の記事もご覧ください。
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