20代で貯金1,000万円の割合は○○%も!決して難しくない貯蓄額です。
こんにちは、がっちです。
みなさん貯金額はいくらを目指していますか?貯金をすることが好きな人の中には20代のうちに1,000万円を貯めることを目標にしている人も多いのではないでしょうか?
1,000万円の金額は大金ではありますが、20代でも貯めることは可能です。では実際にそれだけの資産を貯めることができた人はどれくらいいるのでしょうか。
この記事を読めば、20代でも実際に1,000万円の貯金を貯める人の割合や、どの程度の年収や生活レベルをすれば20代で貯金1,000万円を貯めることができるかがわかります。
はじめにこの記事の内容を簡単にまとめると
- 20代で金融資産1,000万円以上保有している人はわずか2.2%
- 20代で貯金1,000万円を貯金するためには収入を平均以上得れれば難しくはない
- 早いうちにお金の使い方を知っていれば貯金1,000万円は余裕でできる
実際に私は20代のうちに1,000万円の貯金を貯めることができたのでこちらもぜひご覧下さい。
20代で金融資産1,000万円以上の保有割合は2.2%
20代で金融資産1,000万円以上を保有している人は2.2%です。この場合は株式や保険・財形貯蓄などを含んだ金額になります。
(参考:令和元年家計の金融行動に関する世論調査(単身世帯))
こちらの調査では正確な現金として持っている貯金額の割合の記載はないですが、さらにここから減ることになるでしょう。
20代の金融資産保有額の平均的は106万円、中央値で5万円となっており貯蓄がほぼない世帯が多いのも現実です。
各年代、資産額1,000万円以上を目標にしている人が多い
20代〜60代の間で金融資産目標残高で一番のボリュームゾーンが1,000万円~1,500万円なのです。
どの年代にも共通して資産額1,000万円は大きな目標になっていることがわかりますね。
この大台に20代で乗ることはかなりハードルが高いですが、若いうちに各年代の目標資産額を保有すれば間違いなく周りとは一歩抜け出している状態になるでしょう。
30代以降になると1,000万円の資産保有は珍しくない
では30代以降の金融資産保有額を見ていきます。こちらも単身世帯で見てみると収入が上がることからか、金融資産1,000万円以上保有している人の割合が急激に増えていきます。
年齢 | 資産1.000万円以上 | 平均資産額 | 中央値 |
---|---|---|---|
20代 | 2.2% | 106万円 | 5万円 |
30代 | 12.6% | 359万円 | 77万円 |
40代 | 16.3% | 564万円 | 50万円 |
50代 | 22.3% | 926万円 | 54万円 |
20代のうちでは給与が低く、20代前半の給与所得もほとんどない方も含まれているため、平均資産額や中央値はかなり低いです。
30代にもなると給与水準も高くなり、大多数が一般的なサラリーマンとして働いているので金融資産1,000万円以上の割合がグッと増えていますね。
単身世帯であれば金融資産が1,000万円を超えることも珍しくなく、自由に使えるお金も多くなる年代です。
平均資産額と中央値の開きが年齢に連れて広がっていくことから、給与所得や貯蓄率が資産格差を大きくしていることがわかります。
40代以降になると、住宅購入にかかる借入金が増えていく傾向があります。中央値が40代以降低くなるのはそれが原因と考えられます。
20代で貯金を1,000万円貯めるにはどうしたらいいの?
では20代で貯金を1,000万円ためるにはどうしたら良いのでしょうか?シンプルに考えれば新卒で社会人になり30歳までに8年間あります。
そこで単純に計算をすると年間125万円の金額が目標になってきます。月約10万円の貯蓄が必要ですね。
ボーナスで年間40万円の収入があったとしても月約7万円程度の貯蓄が必要です。
そこで年間100万円以上を貯金するためにシンプルなポイントが2つあります。
- 収入を20代前半のうちに平均以上にする
- 生活レベルをあげずに、平均以下の生活をする
この2つがポイントになってきます。
平均以上の収入を20代前半のうちから得ること
年間125万円以上の貯蓄を得るためにはそもそもの収入をあげる必要があります。
正社員の平均年収は約400万円と言われています。そしてその手取りに関しては約307万円です。
そしてこの場合はボーナスが含まれているので、実際のところボーナスなしで手取り25万円〜手取り20万円+ボーナス2~4ヶ月分という方が多いでしょう。
一人暮らしの1ヶ月の生活支出は?
一人暮らしの1ヶ月の生活支出は約14万円~16万円程度です。
これを基に先程の手取り年収と比較をしてみると、手取り20万円の場合は月々の貯金は4万円〜6万円程度になります。
年間の貯蓄額で考えると以下のように計算できます。
48万円~72万円+ボーナス2ヶ月分40万円=88万円~112万円
こう計算すると平均年収で平均的な生活をしていては20代のうちに貯金1,000万円が難しいことがわかります。
収入をあげるポイント
20代の前半から平均年収以上の収入を得ることは少しハードルは高いですが、まずはここを目指す必要はあります。
収入をあげるポイントは大きく3つあります。
- 収入が高い企業に就職または転職する
- 年功序列ではなく成果主義の企業に就職をする
- 副業をする
20代前半から給与水準を高めるためにはとにかく成果を出す必要があります。仕事で成果を出し、給与が高いところに行くか、出世をして給与水準をあげる必要があります。
もう一つの手段として副業で月に3~5万円程度稼ぐこともありでしょう。それだけで年間36万円~60万円の積み増しができます。
月5万円の貯蓄と5万円の副業収入があれば年間120万円になるのでこれで目標の125万円をほぼ達成できるのです。
収入が上がっても平均以下の生活を心掛けよう
20代で1,000万円の貯蓄をしたいのであれば、収入が多くない限りは平均以下の生活をするようにしましょう。
先程あげた通り一人暮らしの平均支出は約14万円~16万円です。この支出をできるだけ落とすことで貯蓄をすることができます。
平均以上の収入-平均以下の支出=平均よりかなり高い貯蓄
という構造になっていくのです。
大きな固定費を減らしていこう
支出を減らすためには急激な節約をするのではなく固定費を少なくしていくことが重要です。例えば以下のようなことをすると良いでしょう。
- 住居費→実家に住む・家賃6万円以下のところに住む
- 通信費→格安SIMで月々2,000円~3,000円の携帯料金にする
- 保険→最低限の保険にのみ加入
- サブスク→利用しないサブスクは即解約
特に住居費に関しては大きな割合を締めるので減らしていきたいところです。実家に暮らせるのであれば年間125万円の貯蓄もかなり余裕になります。
生活レベルに関しての考え方はこちらが参考になるのでご覧ください。
まずは月々固定で貯蓄できるようにしよう
まずは20代前半からコツコツ貯蓄をしていくことが重要です。お金の貯め方と使い方のバランスを考えていきましょう。
20代前半のうちは月3万円から目指し、中盤では月5万円を目指しましょう。そして給与が上がり始める20代後半では月10万円以上の貯蓄を目標にすると良いでしょう。
それぞれの貯蓄の考え方に関してはこちらを参考にしてください。
このように月5万円十分に貯めれる収入を得ながらも2万円支出が少なければ月7万円以上の貯蓄ができます。
そこにボーナスや副業収入・昇給があれば幅も広がるのです。
まとめ:20代で貯金1,000万円は決して高すぎるハードルではない
実は20代で貯金1,000万円を貯めることは早いうちから目標を立てていれば決して難しくない金額ではあるのです。
最後にこの記事の内容をまとめると
- 単身世帯では給与上昇が少ない20代で貯金1,000万円は少ないが、30代になると急激に増えていく
- 20代のうちに貯金1,000万円を貯めるためには20代前半で年収400万円以上稼げるところに就職をするべき
- 一方で支出を平均以下に抑えれば貯金1,000万円も現実的な金額になる
しかし、会社の収入を急に上げにくい人もたくさんいると思います。その場合は副業で少しでも稼ぐことができれば現実的になってきます。
貯金1,000万円でなくても全て今から取り組むべき内容なのでぜひ参考にしてみてください!
参考に私がやっていた副業に関して紹介しているのでこちらも合わせてご覧下さい。
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