20代なら毎月3万円貯金をすることから目指そう!どうして3万円なの?

20代なら毎月3万円貯金をすることから目指そう!どうして3万円なの?
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こんにちはがっちです。貯金をするなら月3万円からってよく聞きませんか?貯金3万円なんて全然できてないなんて思っている人もいるかもしれません。

この月3万円という金額にはある程度の根拠があるのです。まずは20代のうちから月3万円を貯めれるようになることをオススメします。

この記事を読めばどうして月に3万円を貯めるべきなのかがわかります。
また月に3万円を貯めるためのポイントも紹介していますので、どうやってみんな貯金してるのかわからない人はぜひ読み進めてください。

この記事の内容を簡単にまとめると

  • 月3万円の貯金は生活費3ヶ月分の自己防衛資金の確保を目安にしている
  • 月3万円の貯金は手取り16万円でも無理なく貯金できる金額
  • 貯金をするためには支出の見直しが第一優先

月3万円を第一目標にする理由は?

まずは貯金を目標にする時には月3万円を目標にしてみましょう。その理由は3万円貯金をすれば、1年間で月の生活費3ヶ月分程度を賄うことができるからです。

独身の方で1ヶ月の生活費の目安として、家賃が7万円以内で、贅沢をしなければ月に12万円~13万円程度で生活ができるとしています。

世帯持ちであればもう少し必要ですが36万円の貯金があれば、収入が無くなっても3ヶ月は最低限の生活はできるでしょう。これを生活防衛資金と呼びます。

これを4年間続ければ一年分の生活費を賄えます。22歳から働いたとして26歳で1年働かなくても生きていけるお金ができるのです。

生活防衛資金とは?

生活防衛資金とは簡単にいうと「まさかの事態に備えて、自分の生活を一定期間守るためのお金」です。

例えば

  • 怪我や病気をして1ヶ月以上仕事ができなくなった
  • 会社が潰れてしまった
  • 冠婚葬祭などの大きな臨時出費

このような時にある程度の現金がなければなりません。特に仕事ができなくなり収入が無くなってしまったり、減収をしてしまった場合、今までの生活が維持できなくなってしまうのです。

その一定期間の生活を維持できるようにするお金が生活防衛資金なのです。

1年間で生活費3ヶ月分を貯めよう

このお金は一度に貯める必要はありませんが、20代の出費が少なく、健康リスクが低いうちにある程度貯めておきましょう。

大まかな目安として1年間で生活費の3ヶ月分を貯めことを目標にしましょう。ここで注目するべきことは目標貯金額は皆さんの1ヶ月の基本的な生活費によって変わることです。

1ヶ月の平均生活費年間目標貯金額1ヶ月あたりの貯金目安
10万円30万円25,000円
12万円36万円30,000円
15万円45万円37,500円
20万円60万円50,000円

この表のように普段の生活費が低ければ低いほど目標貯金額は低く設定がされています。つまり収入が少なくても、生活費を抑えれば最低限の貯金はしやすいということです。

生活費を抑えて自己防衛資金を貯めやすくすれば、余ったお金を自己投資や資産運用に使い収入を増やすことをオススメします。

大きなライフイベントに備えるために貯金をしよう

20代のうちは自分にお金を使うことがメインですよね。しかし、結婚をして子供ができるとなるとそうはいきません。例えば

  • 結婚式
  • 車の購入
  • 住宅購入
  • 出産・育児

このようなライフイベントで一度の数百万円〜数千万円のお金が飛びます。歳をとっていくにつれてライフイベントも増えてくるので、20代のうちに貯金ができる習慣を身に付けましょう。

特に独身のうちに生活レベルを上げ過ぎて貯金をしてないと、結婚をした後も出費が増えるのに生活レベルを下げられず苦労することになります。こちらも参考にしてみてください。

月3万円の貯金は少ないの?

では月3万円の貯金は少ないのでしょうか。確かに1年で100万円以上貯める人がいるのを考えると少ない気がしますね。

しかし現実をみてみるとそんなことはありません。一般的には月3万円貯金できている人は堅実にお金を貯めていると言ってもいいのではないでしょうか。

20代の平均的な貯金額は?

ここで金融庁が発表している20代の平均貯蓄額は以下のようになっています。全体平均だと住宅や株などの金融資産を持っていない世帯では平均貯金額は106万円で中央値は5万円となっています。

全体平均平均貯金額中央値
金融資産あり198万円80万円
金融資産なし106万円5万円

では年収別の貯蓄額を見てみましょう。

年収別平均貯金額中央値
年収300万円未満54万円1万円
300万円~500万円167万円50万円
500万円~750万円498万円145万円
金融広報中央委員会「令和元年(2019年)家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯]」より

年収別に見ると年収300万円未満では貯蓄が全くできていない人とできている人の差が大きく50倍以上の差があります。

月3万円の貯金ができれば年間36万円の貯金ができます。5年程度で年収300万円~500万円の平均貯蓄額に到達することを考えると決して低い貯金額では無いことがわかるでしょう。

これを見ると目標として年収300万円あれば一定額の貯金はできそうなことが分かりますね。20代のうちにこのラインは越えるように努力をしましょう。

20代の平均的な月の手取り額は?

20代の年間手取り収入の平均は230万円、中央値が200万円となっております。分布としては手取り300万円未満が約59%、300万円~500万円が約27%の構成です。

こちらは税引後の手取り年収のため、額面の年収で大まかに考えてみるとこのようになっています。

額面年収月間手取手取年収
240万円16万円192万円
260万円17.5万円209万円
300万円20万円240万円
350万円23万円278万円
400万円26万円315万円

これをみると月20万円の給料の人は税引後で手取り16万円になります。月3万円の貯金をするためには生活費13万円にする必要があることが分かります。

貯金額より貯蓄率を考えよう

金融庁の同調査によると20代の手取り収入に対する年間貯蓄率の平均は16%となっています。

先程の表から年収240万円〜300万円未満の方で、約25,000円〜32,000円程度の貯蓄額となります。そう考えると月3万円の貯金は無理がないと思いますよね。

まずは手取りから10%~20%の貯蓄率を目標にしましょう。貯蓄率20%以上の家計は優秀家計と呼ばれます。

貯蓄率20%を維持すれば年収が上がるにつれてどんどん貯蓄額が増えるようになってきます

年収が400万円になれば月5万円の貯金も余裕が出てきます。

月給20万円以上あれば月3万円の貯金も無理な金額ではないのです。20代のうちに年収300万円〜400万円、貯蓄率20%以上を目指せると家計に余裕が出てきます。

月3万円貯金するためのコツ

ではここから貯金を月3万円するコツをお話ししていきます。私の場合年収が500万円以上ありますが月の生活費を13万円程度で抑えることができています。

結論、固定費と単価の高い支出を見直すことが1番の近道になります。ここが高いと年収が高くても貯金が難しくなります。

固定費の見直しをしよう

まずは固定費の見直しです。これは一度やってしまえばあとは何もしなくても支出を減らすことができるので1番にやるべきことです。

固定費の項目として

  • 家賃が安いところに引越
  • スマホを格安SIMにする
  • 利用頻度が少ないサブスクを解約する
  • 水道光熱費のプランを見直す
  • 余計な保険を解約する

これらをすることで人によっては数万円の出費を抑えることができます。特に格安SIMはキャリア携帯を使っている人は5000円以上節約ができるかもしれません。

家計簿をつけて支出が大きい項目を見直そう

次に家計簿を付けて大きな支出を見直しましょう。自分のお金がどこに流れているのかを把握することも重要です。おそらく若いうちは娯楽費や洋服・消耗品が多いのではないでしょうか。

そこで大きな支出の部分から抑えるようにしましょう。ファストファッションやドラッグストアの化粧品をうまく活用して単価を下げることも必要です。

お金の管理が苦手な方はこちらも参考にしてみてください。

外食費は20代で大きな出費の一つ

外食費は20代で大きな出費の一つですよね。大人になると友達と外食するにしてもいいところに食べに行ってしまいますよね。そうなると必然的に単価が高くなってしまい、一食で5,000円以上の出費になります。

とは言え、人と会うことは大事なのでそれを削るのもよくありません。そこで外食をする時にお酒を控えることやファミレスを使うなどして単価を下げましょう。

外食費の節約に関してはこちらをご覧ください。

大胆な節約をする必要はない

基本的に月3万円の貯蓄をするのに大胆な節約をする必要はありません。ポイントは2つです。

  1. 固定費を削減する
  2. お金の使い方にメリハリをつける

これらができれば無理なく貯金をすることも余裕です。節約をしすぎるとストレスが溜まり逆効果です。実際にお金を堅実に貯めることができている人は苦労はしていないのです。

月3万円貯金をする生活プラン

以前私がこのようなことをつぶやきました。実際に自分の月間支出をまとめるとこんな感じです。

月に3~4回ほど誰かと会って食事をしていますし、買い物もしています。それでも月の出費は13万〜14万円程度で済んでいます。

手取り16万円でギリギリ、18万円以上あると余裕といったイメージです。

やはり家賃が低い点は貯金をする上でかなりプラスで働いています。お酒を飲まないので食費や外食費もあまりかかっていない点も大きいです。

贅沢はたまにしかしていませんが、基本的な生活プランとしては再現性が高いでしょう。

収入が足りなければ副業をして収入をあげよう

先程のプランで行けば月3万円の貯金は余裕ですが、趣味や娯楽にもっとお金を使いたい人の気持ちがわかります。その場合にやることは1つです。

それは収入を増やすことです。当たり前ですが収入が増えれば使えるお金も増えます。生活防衛資金を確保しながらお金を使うためには収入を増やしましょう

ここでやることは大きく3つです。

  1. 仕事を頑張って基本給をあげる
  2. 転職をして給与が高いところに行く
  3. 副業をする

上の2つは今すぐには難しいかもしれませんが、中長期的には必須項目になります。すぐに収入を増やしたい人は副業をすることをオススメします。

副業で月1万円〜5万円稼ぐことは決して難しくはありません。

いますぐできるオススメの副業

いますぐできるオススメの副業をいくつか簡単に紹介します。

  • アンケートサイト
  • ポイ活
  • 不用品売買
  • せどり
  • Webライター

短期的に取り組みやすいのはこの辺りです。特に上2つはクレジットカードを作ったり、アンケートサイトでアンケートに答えることですぐに月に数千円〜数万円稼ぐことが可能です。

副業ではないですが、メルカリなどで不用品を売るのも良いでしょう。本格的に副業で稼ぐならPCを購入してせどりやライターとして稼ぐこともオススメです。

まとめ:月3万円の貯金は決して難しくない

どうでしたか?月3万円の貯金って難しいと思いましたか?意外と簡単ですよね。日々の生活を見直すことができれば手取り収入が低くても意外とできちゃうんです。

最後にこの記事の内容を簡単にまとめると

  • 月3万円を貯める理由は何かあった時の生活防衛資金の最低ラインになるから
  • 月3万円の貯金は決して少なくなく、誰でも現実的に貯められる金額
  • 生活を見直すことができれば手取りが少なくても可能な金額で、副業をすれば余裕もでる。

20代のうちから貯金をする習慣が身につくと年齢を重ねる度に生活に余裕が出てきます。

しかし、統計をみると貯金ができてない人が多いのも現実です。このブログをみている人はその人達より抜きに出て楽しい人生を送りましょう!!

若いうちから貯金を貯めるメリットが書いてある記事がこちらにありますので参考にしてみてください。

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