貯金をするためにミニマリストになることがオススメできない3つの理由。

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物を持たないミニマリストな生活をすれば、無駄遣いせずに貯金ができそう！そんなように思ってミニマリストな生活を目指している方はいませんか？

確かにうまくやれば貯金はできるようになるかもしれません。しかし個人的には貯金をするためにミニマリストになることはオススメしません。

この記事では間違ったミニマリストにならないための考え方と、貯金をするためにミニマリスト思考を取り入れる方法をお話ししていきます。

初めにこの記事の内容を簡単にまとめると

今まで浪費ばかりでこれから貯金をしようと思っている人はぜひ見てくださいね。

そもそもミニマリストとは

ミニマリストとは必要最低限のモノだけを所有し生活をすることを指します。巷では持たない暮らしなど言われたりしていますよね。

家の中の物を捨てて寝る所と机一つで、自分の生活に必要なものはスーツケース1個に収まってしまう人もいます。

ミニマリストの目的は。そのメリット

ミニマリストの目的は消費社会に疑問を持ったり疲れた人が、それに解放されるために最小限の生活をすることなのです。

煌びやかな物に囲まれる生活も確かにストレスが貯まることがありますよね。色々な欲求に惑わされたりすることもあるのでそうしたい気持ちはわかります。

ミニマリストになることで得られるメリットとして

具体的には掃除をすることや洋服を決めることに悩む時間がなくなり、日々の細かいストレスから解放されます。

また時間的な自由や消費をしない暮らしになってくるので経済的な自由も生まれてくるでしょう。

持たない暮らしは必要な物を選択すること

ここで注意をしないといけないことは持たない暮らしとは、全てを無駄と思って削ることではなく、自分にとって必要な物を選択することです。

つまり、自分が生活する上で「楽しい・嬉しい」といったプラスの価値観になるものは残し、無くても生活の満足感のマイナスにならない物を削り取っていくことになります。

価値観は人それぞれ異なってくるので自分の価値観にあったスタイルで必要なモノと不要なモノを考えてみましょう。

着ない洋服はすぐに捨てましょうというのは、着ないのであれば無くても生活の満足感のマイナスにならないから捨てるべきなのです。しかし、着ると心がウキウキするものは残しても良いのです。

自分の価値観の中で心がウキウキするものはしっかり残しておかないと心が豊かになりません。雑音を消す前に、自分にとって満足感が高いものは何かを考えることから始めることが重要です。

貯金をするためにミニマリストになることをオススメしない理由

貯金をするためにミニマリストになることをオススメしない理由は大きく3つです。

簡単に言うとミニマリストの本来の目的とは違って、全てを削り取って正しいお金の使い方を忘れてしまう可能性があるからです。

目的を勘違いしてしまう可能性がある

あなたが貯金をする目的は何ですか？ただお金を貯めるだけなのでしょうか？そんなことはないはずです。そのお金を使って何かを成し遂げたいと思っている方が多いのではないでしょうか。

しかし、ミニマルな生活にハマってしまうと全ての無駄を削ってお金を貯めることが目的になってしまう可能性があります。

そして本来考えていた目的を忘れ、人生の楽しみを見失ってしまう可能性があります。

お金を使うことも稼ぐこともミニマルにしてしまう

お金は使ってこそ意味があります。ミニマルな生活をしてお金を貯め始めるとそれを使うことが惜しくなってきてしまいます。

そしてミニマルな生活を意識するあまり、自分にとって満足感が高いものも削ってお金を使うこともミニマルにしてしまうのです。

また、ミニマリストが行きすぎると物欲もなくなり、生活費も必要最低限で済むため、頑張って稼ぐ必要も無くなります。それでは本来の目的とは違ってきてしまいますよね。

貯金をするのであれば自己投資をして収入を増やすこともできますよね。しかしお金を使うことをミニマルにした人はそれさえもしなくなってしまいます。

人間関係もミニマルにしてしまう危険性がある

最悪なパターンでは人間関係もミニマルにしてしまう可能性があることです。ミニマルな生活にハマるとストレスが溜まりにくくなります。なぜなら生活の雑音が少ないからです。

しかしそこで人と会うことまで無駄に思ってしまう人も中にはいるのです。お金の無駄だし、人の雑談なんて役に立たないから無駄と思ってしまうのです。

人間何かあった時に助けになるのは人です。そこで人間関係まで削ってしまっては何かあった時に助けてもらえません。最低限自分の信頼している人との時間は大切にするようにしましょう。

以前やってはいけない節約方法についてお話ししています。共通する部分があるのでぜひ見て下さい。

行き過ぎたミニマリストは貯金をするどころか、最低限の生活でお金が必要ないので稼ぐモチベーションも下がりがちです。あなたにとって理想の生活は何なのか考えてみましょう。

ミニマリストの思考を取り入れることは重要

ミニマリストを目指すことはオススメしませんが、ミニマリストの思考を取り入れることは非常に重要です。

自分の価値観に照らし合わせて持たない生活をすることで、日々の煩わしさを軽減することができています。

ではミニマリスト思考を取り入れることでどのような変化が生まれてくるのでしょうか。私が実際に感じたことを紹介していきます。

部屋からモノを無くすことで増やすことに抵抗感が生まれる

いらないものや使っていないものを捨てることで、部屋がスッキリしました。そのおかげで部屋の掃除をすることが非常に楽になりました。

その楽さを体感するとこれ以上部屋にモノを増やすことに抵抗感が生まれて来たのです。そうなることで自分にとって本当に必要なものだけ買うようになりました。

買うかどうか悩むものは買わないようにしているので、買い物をする時の判断も早くなりました。

「捨てる・整理する」と同時に心の整理をすることが重要

ミニマリストの基本としてモノを捨てる行為があります。この行為をすることで、自分の心も整理できるのです。

自分にとって何が価値があると思うのか、それを考えるようになります。自分にとって満足度が高く必要なものと、実は満足感が低いものを考える機会になるのです。

自分の生活にとってプラスになるものは残すべき

なんでもかんでも減らせば良いという訳ではなく、自分の生活にプラスになるものは残しておきましょう。

モノを捨てる時のルールとして

このような基準を作ると良いでしょう。インテリアなど暮らしに必要がないものでも、それがあることで気分が上がるようなものは残しましょう。

日常生活に楽しさを与えてくれるものには精神的価値があるのです。捨てるか悩むことはストレスになるので、一定期間保管しても捨てるか悩むものは思い切って捨てると、悩むストレスがなくなります。

日々の私生活をミニマルにしていく

日々の自分の行動をミニマルにすることも貯金をするためには重要です。ミニマリスト思考ができると、日常生活の中で無駄な動作が気になるようになります。

例えば掃除の手間や洗濯、洋服選び、買い物の頻度などです。これらって日常生活で結構な時間を取られているんですよね。この手間を無くすことで時間を得ることも可能なのです。

こんな方法で手間を無くすことができますよね。日常生活の無駄を無くすことではなく、お金を投資することで解決する方法も考えられます。

貯金をするためには、これでできた時間で副業や自己投資をすることをオススメします。

お金の使い方を決めると貯金をしながら、人生を楽しめる

何でもミニマルにしてお金を使わないことも人生を豊かにするために決して良いとは言えません。

お金を使うことで日常生活では体験できない気持ちや経験を味わうことができます。ミニマルな生活を意識しながらも自分の満足度の高いお金の使い方をすると、人生楽しみながら貯金をすることができます。

価値があるものには惜しみなく使う

自分にとって価値があるものには惜しみなく使って、満足が低いものに関しては人並み以下の生活をしてみてはいかがでしょうか。人並み以下と言っても、満足感の高い生活ではなく、不満がない生活程度です。

ミニマルな生活をしていると人並み以上の生活をする必要がないことに気付きます。満足感が高くないことに対して人並み以下の生活をすることで貯金をしっかりため、満足感が高いものには惜しみなく使いましょう。

私は旅行に数十万円のお金を使いますが、それ以外は人並み以下の生活をしているので、年間100万円以上の貯金ができています。

人間関係だけはミニマルにしないようにしよう

何かあった時に助けてくれるのはお金ではなく人です。信頼できる人との関係は絶対にミニマルにしないことをオススメします。

たまには誰かと会うことにお金を使ってもいいですし、大切な人へのプレゼントなどをしても良いでしょう。良い人間関係は無形の資産になります。

ミニマルに生きることにこだわって何も残らないことにはならないようにしましょう。

まとめ：ミニマリストにはならずに、ミニマリスト思考を取り入れよう

極端に持たない生活をするミニマリストに憧れてしまうことは危険性があります。貯金をしたいのであれば持たない生活ではなく、日常生活の一部にミニマリスト思考を取り入れることをオススメします。

この記事の内容をまとめると

お金を貯めたいからミニマリストを目指してみようと思っている方は、こちらの記事を参考にして自分にとって心地よいミニマリズムを考えてみて下さい。

こちらの記事もお金を貯めるっための参考になるのでご覧ください。

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